「空〜!!ただいまぁ☆」


「母さん!!」


帰ってきたのは父ではなく母、渚だった。


『ママ!!おかえりなさい』

「あら波。まだいたの。
とっくに施設に入れられたと思ってたのに^^」


「母さん!!

……波、パパが来るまでお部屋にいな??」


「??
うん☆わかった!!」


「空ぁ〜なに怒ってるのよぉ♪」


渚は育児を放棄したうえに波に虐待をくわえていた。


「今日は海斗さんが帰ってくるんでしょ??だからママ早く帰ってきたの〜♪」


「そうですか……。」


「ねぇ空〜。私がいなくて寂しかったぁ??」



渚は夫には逆らえないため海斗の実息子の空のまえでは良い母親を演じている。

「」