新学期が始まってちょうど 1ヶ月程がたった頃 「広瀬くんっ今日お昼一緒に食べない?」 夏希とお弁当をもって屋上へ向かう 足がピタリと止まった… こんな事初めてだ。 広瀬は女子とは話さないから 今まであまり辛い思いを してこなかった… もちろん今回もちゃんと断ると思った… 「ねっ行こっ」 ぐぃっと手をひっぱられて 広瀬は行ってしまった。 本当に嫌だと思ってれば力ずくでも 振り払えた力だったのに…