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読者の皆様へ

ヒマワリです。

まずは、皆様へ謝罪をさせてください。


いきなり何も言わず小説の更新やサイト運営を放置してしまったこと、ごめんなさい。

事情を上手く説明する言葉が見つからないのですが、ある日突然書けなくなってしまったんです。

その原因の一つ。


それは……


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あたしは大きく息を吸い込む。

かすかに震える指先は、握り込むと夏とは思えないほど冷たくなっていた。


――蓮君。

あたしはそっと風鈴を見上げた。

蓮君の顔を思い浮かべるとほんの少し気分が落ち着くような気がした。


大丈夫……大丈夫だよね。


そしてまた指を動かした。