蓮君の言葉で心臓がドキンと跳ねた。


「さっ……さっきの……あれは……つまり」


やーん。

どうしよう……。

どうやって、言い訳すればいい?

てか、もうバレちゃってるよね、あたしの気持ち。


だったら、思い切って告っちゃった方がいいのかな。

あたしは開き直って決意を固めた。

よ……よし……。


「れ……」



「小説のためだろ?」






「え?」