そして私たちは長いキスをした────── 私は篤の頬に涙が垂れてるのとはしらずに。 「じゃぁ、俺行かなくちゃ!じゃぁなっ夢っ」 「ゆ〜め〜!!」 あっパパだぁ。あんなに急いでどうしたんだろう。 「えっ篤?」 なんかパパは涙声だ。 篤は人差し指を唇にあてしーっとした。 私にはわけわからない。 そして篤はパパに向かっていった。