「ごめん
遅れちゃって〜
待った?」
見るからにチャラそうな茶髪に着崩した制服の男が現れた。

こいつはあたしの彼氏、
慶吾。

呼び出したのはほかでもない。
別れを切り出すため。

そんなこともしらずニコニコの慶吾は
あたしにベラベラ話しかける。