やばい…隠れなきゃっ…!


私はレジから急いで離れ,奥の部屋へと逃げ込んだ。


「ちょっ…おい!所沢?」


―ドキッ…

何も知らない桜田さんは私の名を呼んだ。


お願い…今は呼ばないで…


「所…沢?」


「え…はい。ここでバイトしてる者ですが…何か?」


もしかして気付かれた!?