「バイトさんか。ずいぶん可愛らしい子だから恋人かと思ったよ。」


「か…可愛らしいだなんてそんなっ!」


舞い上がる私の様子を見て桜田さんは


「あ,コイツ調子乗るんで辞めてください。」


とまたまたうざいコメント。

「調子なんか乗りません!」


「乗ってんだろ,すでに。」


ギロリと鋭く睨んだ視線に
思わず怯む。


く…悔し〜〜!!!


「仲良しだね。」


鈴木さんが言い終わるか終わらないかの刹那


「「仲良くないです。」」


ハモっちゃったせいで鈴木さんはくすくすと笑った。