「私が嘘ついて電話してると思ってるの?」
『そんなこと言ってないじゃん。今どこ?』
「もう迎えに来なくていいよ!」
頭にきて電話を切って電源もオフにした。
「彼氏来てくれるって?」
「彼氏はもういい。横になってれば治るからやっぱ朝までいる」
ムカつく
ムカつく
確かに最近泊まる、泊まっちゃダメで言い合いをしてたから、和人があんな言い方するのは分からないこともないけど……
「大丈夫? の一言くらいあってもいいのに……バカ」
萌ちゃんたちには気にしないでカラオケしてもらって私はそのまま目を閉じた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…