再び学校へ行き出したあたしに、ユウちゃんは泣いて喜んだ。 泣きはしなくても、両親も兄弟も喜んでくれた。 でも、確かめなきゃいけない。 じゃないとあたしはまた拒否行動にでてしまう、そんな気がする。 学校へ通い始めて、壱貴の授業は週に二回になった。 金曜日と土曜日。 pm11:00から。 壱貴があたしを気遣って提案してくれた。