「あ、どーも。」

そう返事したあたしに微笑んで、朝食をくれた。

もうお昼御飯だねと、笑いながら食べた。
それから着替えてあたしはお家まで壱貴に送られた。

急いで制服に着替えて準備をして飛び出した。
ちゃんと家の前には壱貴がいて、嬉しくなった。


「速かったねえ。」

「大してする事無いし。」

「女の子なのに?」

「化粧しなくても別に変わらない。」

「うわあー。でたよ、お嬢様。」

ケラケラ笑って、そう言いながら学校まで送ってくれた。