「……何が?」

「秘密。」

それだけ言うと布団を敷いて寝る用意をし始めた。
あたしは言われるがまま、シャワーを浴びて用意されたスウェットに着替え、布団に潜り込んだ。

ベッド貸そうか、と言われたけど、断った。
そこまでしてもらったら悪い。


あたしが起きたのは朝の11:00過ぎで、壱貴はもう着替えてご飯を作っていた。


「おはよー。」