そういって無理やり部屋から押し出して、電気を消し窓から飛び出した。 向かう当てがあるわけじゃあない。 だから、目に付いた公園に入ってみた。 誰もいないように見える、広い公園。 ベンチに座ってみる。 ふと、さっきの光景が蘇ってきた。