一言、
「おやすみなさい」と声を掛ける彼女に、あたしは

「その敬語辞めなよ。」と。

でも答える事なく、ただ微笑み部屋を出ていった。

まだ直してくれないんだあ…とぼんやりし出した頭で考えながら天井を見上げた。

ぼーッッとしてたら、いつの間にか夢の中だった。