m・a・g―ミラ


「ミラ?」

誰かが私に声をかけた。

「総務官。」

声をかけてくれたのは、総務官のガーネ・ポリト。
きびきびしてる。

「なんですか?」

私は聞いた。

「このグループの総監が変わるんだよ」

「アース国王から息子さんに?」

「そうだよ。それで、就任の儀をとり行うんだ。そこでキミに」

「なんですか?」

「司会をしてほしくてね」

「私にですか!?」