「ローランド?」

ドアの向こうで慌てた足音がしてドアを開けた。

やっぱり。。。

ローランドはめちゃくちゃしっかり者なのに、慌てやすいという性格も持っている。


「ロ・・・ロック様!?」

心底驚いた顔で答える。

「どうしたのだ?」

「m・a・gの総務官の方と面会する日程をさきほど総務官とお話をさせてきていただいで。。ただいま帰ってきました。」

ローランドにはスケジュール管理という仕事もある。

「それで?いつになったのか?」

「来週の。。。月曜日でございます。」

そうか。分かった。


そういって、再びドアを閉めた。