「ロックさま??」


ドア越しに言ってきたのはローランド。

めんどくせー・・・

絶対国がどうたらこうたら言ってくるんだろうな・・・・




「なんだ?」


半ばめんどくさそうにドアを開けた俺に、ローランドは申し訳なさそうに言った。



「お帰りになったばかりなのに申し訳ありません。
アース国王がお呼びです。国王室へおいでください」