来る来る廻るのレビュー一覧
人の気持ち、金、時間は来る来る廻る!そこに終着駅は、あるのだろうか?人生ゲームとも言えるだろう!人生に疲れ時に読むと人の不幸は蜜の味となるだろう!本当の蜜を味は来る廻る廻るだろう!甘い蜜がLOVEに変わる時は人の不幸が蜜の味と思わないだろう!おすすめですよ!
万物は、皆、廻る。 心も体も、金も魂も…。来る来る廻っている。 それぞれ別個の人間が交錯し、複雑に絡み合った人間模様。 それが、繋がったときの軽妙さ!これが、実に、面白い。 登場人物の視点が次々と替わり、テンポよく進められた作品。 それぞれの心情を巧く表現したあたりは、実に、軽快です。 あなたも是非、秋山さんが描く世界を覗いてみて下さい。万物の有り様に、触れられるはずです。
切ない思いを抱えた人々の想いにあっと言う間に惹き込まれます。 夜の世界にいた事のある私から見ても、きらびやかで儚い世界の描写が見事だと思いました。 個人として、メインキャラ以外の人間のその後も気になってしまったので★×4にさせて頂きました。 是非一読を!!
おもしろいです。 やや、はしょって書ききれてない感はところどころあるけど、そのぶんスピード感はあるし、余計なものを切り落としたと思えば贅沢な気もする。 とにかく引きこまれて一気に読んだので、キャラの多さもまるで気になりませんでした。 視点変更の為に用意した一本筋の通った構成に抜群のキャラ立ちがすごいです。 あとは泣きと笑いの味を濃くしたら場外ホームランなのかなと
誰かを愛して 誰かに愛されて 軽かったり 重かったり 総ては輪になって繋がっている。 人との繋がりを見つけたい人は、この輪に入ってみませんか? 私は抜け出れなくなってしまったかも…。
大人の恋愛、人間模様。 それぞれの表と裏… 文章力、表現力、話の展開、構成…全てにおいて巧みであり、最後まで飽きさせずに興味深い。 特に心理描写に使われたり、登場人物の人間性を例えたりする時の言葉の使い方、語彙が天才的に上手いと関心します(*○´艸`)━☆ 絶対に読むべき!!
それぞれ個々の人間の思惑がタイトルの通り目まぐるしく廻る。 別々の人間の考えが交錯し、バラバラに見えるピースが、少しずつパズルのように組み合わさって完成していく感覚は、読んでいて爽快です。 読めば読むほど秋山さんの世界観にハマってしまいます。
人のあらゆる心から発せられる数多の表情をリアルなシナリオの中に見い出す事が出来た、珠玉の作品に酔いしれてみては如何でしょうか。 一気に身体を突き抜けてくれる事でしょう。
ホストクラブとキャバクラを舞台に、リアルな人間模様がビンビン伝わります。テンポよく読めるし登場人物の描写がウマイ!!ハラハラの連続ですがラストはホッと出来て、読み応えがあります。第2作も期待していますよ。
人は表面だけでは、分からない。 歩んできた道、思い、考え…… だからこそ知りたい、分かち合いたいと思う。 この作品は、複雑に絡まった人間模様。 恋、仕事、家族、お金…… それらが心を揺さぶっていく。 とにかく、人物描写が素晴らしい! 登場人物が多いのに、混乱することなく楽しめます。 人間心理を堪能してみては、いかがですか?
多くの登場人物とともにストーリーが展開されてゆき、面白く、切なく、感動させられました! 登場人物の心情はリアルなもので共感させられます。 ただ、私がこの作品を読み言えることは世の中には様々な人間がいますが… 実は皆、何かに純粋で… 皆、自分が追求する価値… 癒される存在、場所などを求めているのではないかと考えさせられました。 少し堅くなりましたが、名作『来る来る廻る』はとてもキャッチーな小説で読みやすく、まだ読まれていない方も是非御覧あれと推薦します。 秋山さん、ありがとうございました。