「尾崎よ、お前には本当に世話になった。これから先、困った事あったら、俺に言ってくれ。恩返ししたい…出来る限りの事はするよ」 尾崎は苦笑の笑みを見せ言った。 「ありがとうよ」 「俺の店さ、これからいつでも飲み食いしに来いよ。尾崎はVIP扱いさ、店が続く限り、お前からは金取れないや……」 「翔…俺の分も頑張ってくれよな…」 俺の肩に手を置き…尾崎は笑った。 哀しい笑顔で……。