私は勇威の優しさに
今日だけ甘えた。

私が落ち着いた頃には
もう部活もみんな
終わっていた。


「……ごめんな…。
ウちのせいで部活…」

「そんなこと気にすんなや!
今日はお前の方が大事!!」

私はそんな勇威の
さリげない優しさに
いつも心が落ち着く。

「あリがとう。
また明日ねっ」

私はそれだけ言って
その場を去った。



すると



――――‥涼!!