裕太との約束の日━
私は髪型と服装に少し気合を入れた。
時間になったから、窓から
「今から行くね」　と声をかけるとルンルン気分で階段を降りた。
外へ出ると裕太がいた。

「よっ！もう熱は大丈夫か？」と裕太

「うん、もう大丈夫。それより、どこに行くの？」と私が聞くと裕太は

「秘密。行ってからのお楽しみ」と言って教えてくれなかった。

しばらく自転車に乗っていると
「着いたぞ」と裕太
そこにはチューリップ畑が……！！！
チューリップ畑のは赤と紫のチューリップがたくさん咲いていた。
すると裕太が急におとなしくなり
「赤いチューリップの花言葉知ってるか？」
と聞いてきた
「知らないよ」
と私が言うと、チューリップを一本抜いて私にさしだして恥ずかしそうにこう言ってきた。
「花言葉は‘愛の告白’。俺からお前へ愛の告白。俺と付き合ってほしい」

私は頭の中がごちゃごちゃになった