「ハァ、ハァ………」なんだか苦しい……。
私はその場に倒れこんでしまった。

誰か、誰か来て

その時だった。誰かの声が近づいて来る。
聞き覚えのある声…裕太の声だ!!
裕太は私に気づくとベットまではこんでくれた。

裕太「どうした?お父さん達は?」

私 「知り合いのお葬式に行ってる」

裕太「そっか。大丈夫か?」

私 「うん。ゴメンね、迷惑かけて」

裕太「よかった。迷惑なんかじゃねーよ!」 

裕太はやさしい。裕太の言葉にドキドキした。
その時、私は自分の気持ちに気づいた。

    私、裕太の事が好きなんだ