「あたし好きだ。神谷君が、大好き…っ」



言葉にすると、更に気持ちが大きくなるから…気づきたくなかった。

ほら、こんなにも涙が溢れるほどにも…



「神谷君…好きぃっ…」


だけど、苦しくなるけどそれでも我慢できない位好き。





ふと蘇る、神谷君の笑顔。



更に涙が溢れてく。








その日見上げた夜空は、あたしが恋をした日の空だったから、きっと一生忘れないと思う。