「それはぁ〜♪久しぶりに会った柚は、いじめるといちいち反応が面白かったから☆」
『ひどーい!別に面白くないもん!!』
「いや、結構面白い…ってか可愛い☆」
『か、可愛くないし////』
「ははっ♪照れちゃってぇー♪」
何か、からかわれてる気がする…。
『ゔ〜』
「おっ!犬だ♪よしよし」
裕也は私の頭をなでなでしながら、ニコニコと楽しそうにしている。
「いい子〜はいっお手!」
黙って睨んでいると、今度はあたしの目の前に手を出してきた。
くっそぉ〜遊ばれてたまるもんか!
あたしはひょいっと裕也の手に、自分の手ではなく、顎をのせてやった。
「何だよそれ!お手も出来ないなんて、アホな犬だなぁ〜
俺がしつけ直してやろう☆」
『犬じゃないし!!今のはわざとだからアホでもない!』
………
そんなしょーもない会話を続けていると、時間はあっと言う間過ぎてしまって、気付けばもうお昼休みになっていた…。