『裕也熱でおかしくなってる!!』




「そんな事ねぇよ!

それより早くこっち来いって♪」




『行かない!!
行く訳ないじゃん!///』



「あっれぇー?柚ちゃん赤くなってんのぉー?
可愛いねぇー♪」






かぁー/////


ヤバい///
いくら熱でおかしくなってるって言っても、普段あんなに意地悪な裕也がここまでキャラ変わると…なんか調子狂う…





『もっ、もう!あたし帰る!!!!!』




ばっと立ち上がって部屋のドアに手をかけた時…





ガシッ


裕也に腕を掴まれた…。





「帰んなって言ってるだろ…」




『………』




あたしは赤くなった顔を隠すために無言で下を向く…。






グイッ


「こっち見ろ。」



裕也に顎を上げられ、無理矢理上を向かせられる…


あたしは恥ずかしくて、だんだんと涙目になる…。





『離して。』




「やだ。」




『離してよぉ〜』




「やだ。…ってか何で涙目?」




『は、恥ずかしぃ…』



多分あたしの顔はさっきよりも真っ赤だ……