クラスに入ると、もう結構たくさんの人がいて
私達はとりあえず自分たちの席を探した。
『あっ。
あたしここだ。』
あたしの席は窓際の1番後ろ。
「えぇー!いいなぁ。
1番後ろじゃん!
あたしなんて前から2番目だよぉー。」
梓は真ん中の列の前から2番目ですっごく不満そう。
まぁ私でも真ん中の列は嫌だもんな…。
『へへっ
いいでしょー
でも梓とちょっと席遠いね。』
「本当だよぉ…。
最悪!!」
そんな話をしてると、あたし達のクラスの担任の先生らしき人が教室に入ってきて
私達は慌てて自分の席についた。
焦ったぁ…。
いきなり入ってこないでよね〜。
それから担任の先生の自己紹介があって
しばらくぼーっと先生の話を聞いてると、横から誰かが私の腕をつついてきた。
?
と、つついてきた方を見ると………
!?
「よっ!」
そこにはあの時いきなり腕を掴んできた“迷惑男”が
意地悪く笑いながらこっちを見ていた!!!!!!!