って俺キモっ!!



完全に変態だ;…










ってか、あれ?

なんかフラフラしてきたかも…
前を歩く翼達がぼやけてきた……


あ、駄目だ………




俺は心配そうに隣を歩いていた柚にもたれるようにして倒れた。


























『ん?』



気がついた時には自分の部屋のベットの上にいた。





母さんに話を聞くと、柚が1人で汗をかきながら俺を支えて家まで送ってきてくれたんだそうだ。




俺、情けねぇな…



俺より体が小さい柚に家まで送らせちまって…





「すごく汗もかいてたみたいだったから、ちょっと休んでいきなさいって言ったんだけど…いいですって言って帰っちゃってねぇ…」



『そっか…』




「あなた明日学校でお礼言っときなさいよー」




『わかってるよ』





まだだるいけど、明日は学校行って柚にお礼も言わないといけないし、
サッカー部の練習も始まるもんな…




「そう言えばあなた、熱38度あったから今日はゆっくりしてなさいね。」




『あぁ』