「何がそんなに嬉しんだよ…」
『だぁって楽しいじゃん♪』
「まぁそうだけど…」
『ほらぁ!!早く行こ?』
あたしはそう言って裕也の腕にくっついてぐいぐいと引っ張る。
「っ!…お、おい!歩きづらいから!!」
『あっごめんごめん!
ついついテンションが上がっちゃって☆』
あたしはえへへっと笑って裕也に謝る。
「いいから早く行くぞ!」
『はぁい♪』
そしてゲーセン到着!!
『わーい☆何からする!?』
ゲーセンを目の前に、あたしのテンションはさっきよりも高くなる。
「あー!あのぬいぐるみ可愛い!!
柚っあたし翼とUFOキャッチャーしてくるね!!」
『えっ!?あ、うん』
梓はそう言って翼くん腕をを引っ張って行ってしまった。
なんかへんなのー。
『行っちゃったねぇ…』
「あぁ…」
『あたし達も何かしよっか!!』
「おう!」
『じゃあ何する?やっぱあたし達もUFOキャッチャーする??』