お、お仕置き!?
なんかすごいS発言したんですけど!!!!!




裕也はゆっくりとあたしの前髪を上げる。



な、何!?




ペチン!





『いったぁい!!何すんのよ!!』




「お仕置きっつっただろ?」




『何であたしがお仕置きされないといけないのよ!!』




あたしはおでこを押さえて涙目になりながら裕也を睨む。




「お前が俺をばかにしたからだろ」




『それくらいでデコピンってひどくない!?』




「いいのいいの」




『よくない!!
ほらおでこ赤くなっちゃったじゃん!』




あたしは自分のおでこを鏡で見てから、裕也に見せる。




「そんなのそのうち治るって!!」




『もー!!ばかぁー!!!!!』




「お前もっかいされてぇのか?」




裕也がにこっと笑って近づいてくる。



その笑顔…怖いんですけどー!!




『いや!ごめんなさいぃ!!』




「ふっ」





「ちょっと梓ー裕也くーん!!
いつまでもイチャついてないで早く行くよー」




『はっ!そうだった!!ゲーセン行くんだったぁ♪』