「そこの2人!
お話中悪いけど、行き先はどこにする?」




「そりゃー…」

『やっぱり…』


「『ゲーセンっしょ♪』」




「息ぴったりだな…」




「だね…」




『よぉーし!じゃあ早速ゲーセン行こー☆』




「テンション高けー…」




「柚中学んときから帰りにどっか寄るの好きだったしね…」




「そうなの?」




「そうなの。特にゲーセンが好きみたいで、行ったらはしゃぎまくりだよ;」




「へぇー」




「梓、裕也!
早く行かないと柚ちゃんもう行ってる!!」




「「早;…」」




『3人共ー!!早く行こうよぉー♪』




まったくぅ…早くしないと遊ぶ時間減っちゃうじゃんかぁー!!




「柚早いからぁー!!」




梓がそう言って走ってやってくる。




『あたしが早いんじゃなくて、梓達が遅いのぉー!!』



裕也と翼くんがまだ後ろにいて、何か話してるみたい。




『裕也と翼くんも早くー!!』




「すぐいくよぉー!!」




そう言って翼くんはすぐに来たけど…
何故か裕也が下を向いていてなかなか来ない。