「じゃ決まり。」




『勝手に決めるなぁー!!』



「だからぁこれは命令なの。
お前に拒否権はないってわけ。分かった?」




『わかったもなにも…拒否権ないんだったらしょーがないじゃん。』




「じゃあ柚サッカー部入るの!?」




『やだけどね。』




「やったぁ!!

裕也くんありがと☆」




「いや、俺もちょうど一緒に入るマネージャーさがしてたし…」



そう言って裕也はどこかに行ってしまった。




「ふふっ♪でも本当嬉しい!
柚と一緒にサッカー部のマネージャー出来るなんて♪」




『あたしはあんまり嬉しくないけどね…。』




「もぉ〜そんな事言わないのぉ〜」




『だって梓は自分の彼氏だからいいけど、あたしはあんなやつのお世話係なんてやりたくないもん。』




「えー!でも未来の彼氏だよぉー??」




また言ってるよ…。



『あのねぇ…前も言ったけど、あたしが裕也と付き合うわけないじゃん。』




「そーかなぁー??」




『そうなの!!』




「ふぅーん。」