ポチャン………
『はぁ――――――。』
あたしは今、お風呂に浸かりながら今日あった事を考えている。
なんか…
今日ちょっとしか学校行ってないのにすごく疲れた。
明日からは普通に授業とか始まるんだよね〜?
大丈夫かあたしっ!?
裕也は
これから楽しくなりそう♪
とか言ってたけど…
あたしは全然楽しくないような気がするんですけど………。
『ゔ』
あたしがそんな事を考えてながらいつまでも湯船に浸かっていると
お風呂のドアの向こうからお母さんの声が聞こえてきた。
「柚ー?
あなたいつまで入ってるの??
のぼせるわよー??」
はっ!!
あたし何分浸かってんだ!!!!
お母さんの声で自分が長風呂をしていた事に気付いて
『今あがるー!!』
そう言ってあたしは慌ててお風呂を出た。
部屋に戻ってみると、やっぱり慣れない長風呂のせいか
頭が少しぼーっとする。
こりゃヤバい。
そう思ったあたしはドライヤーで髪の毛を乾かして
すぐ寝る事にした。