そして体育館裏の倉庫に着いたんだけど…


「俺,………こんなに汚い倉庫見たことないんだけど。」


「………うん。私も。」


要らなくなった用具が散乱して足の踏み場もないくらい汚い……。



「まぁ,早く片付けて昼飯食おうぜ。
……あっ。足下気を付けてな。」


「うん。……………キャッ。」


言ったそばから用具につまずいてこけそうになる私。

「ぅおっ!!ぁっぶね〜。大丈夫か??」


そう言ってハルは間一髪のところで私を支えてくれた。