「マイハニ〜!佐野ちゃ〜ん!」


向こうから園田君が走ってくる。


「ゲッ。またあいつは大声で恥ずかしい事を…」


そう言って絵実は後ろを向いた。


「マイハニー!!俺の活躍見てくれたっ!!?俺のコト惚れ直しちゃったかにゃ〜??」


「何が"惚れ直す"よっ!!あんたみたいな変態に惚れるわけないでしょ!!
……まぁ,少しはかっこよかったけど…。」



「も〜マイハニーは照れ屋さん……

……って,…ぅえぇぇ〜!!

今マイハニーが俺の事かっこいいって…っ!!まぢでっ??俺,かっこよかった!!?
ヨッシャ〜!!ついに俺はやったぞ〜!!」


「ばかっ!!いつもよりはマシってこと!!勘違いしないでよねっ!!」








…おっ。これはもしかして恋の予感??


騒いでる2人を見て何だか嬉しくなった。