ハルがコーナーを曲がったその時…… パチッ。 目があった。 ハルはにっこり笑った。 目があった瞬間…私はハルと初めて会ったときのことを思い出した。 あの時もそうだった。 ハルの瞳から目がはなせなかった。 ハルの瞳はいつも私の心を掴んで放してくれない。 私はまた……恋におちたんだ。