「みんなで何騒いでんの?」


ドキッ…


ハルの声だ…


毎日聞いてる声なのに,ハルの声を聞くたび心臓がドキドキする。


「あっ!ハル…おはようっ!!」

「ん,おはよ!!佐野。」


私達は毎日あいさつするようになった。


これって結構進歩だよね?


…私はどれくらいハルに近づけてるんだろう?


…私はハルにとってどのくらいの存在なんだろ?





少しでも…ほんの少しでもいいから…ハルが私の事を"特別な存在"だと思ってくれてたら…嬉しいな。