…それから結局佐野とは気まずいままで,一言も話すことなく1日が過ぎていった。 部活中も何だかモヤモヤしたままで全然集中できなかった。 …部活が終わり,早く帰って寝よう!!と決心した俺はチャリ置き場でチャリにまたがり帰ろうとした。 「おーいっ!!ハル!!」 向こうから英司が走ってきた。 「今日,一緒に帰ろーぜ。」 「おぅ。」 俺は,久しぶりに英司と帰る事にした。