「イタタタタ……。」


そう言って頭を押さえる佐伯君。



どうやらとっさに私をかばってくれたらしい。



「あっ…ごめん!
大丈夫?怪我はない?」



そう言って,手で押さえている所が怪我していないか佐伯君の頭を覗こうとした。