あたし、佐野 那乃華5歳!

今日は幼なじみの篠原 響佑と幼稚園のお友達たちと花火大会。
けど響佑はすっごく意地悪。けどあたしの大好きな人///。
なんだかんだ言って響佑は誰よりも優しいんやぁ。
だから誰よりも大好き

「なの!トロい!!」

「響佑待ってぇぇぇ;;」

「イヤ」

えっマジでぇ?やっぱり意地悪やぁ;;

「ほんまお前トロ過ぎ」

「じゃ響佑が花火持ってや。あたし一人で持つには重すぎるって;;」

「知らん。じゃバイバイ」

「あああああああ;;待ってよぉ;;」

えぇ!ほんまにぃ!?このクソ暑いなかでやけに重たい打ち上げ花火ばっかりの花火セットを一人で3セットも持って。みじめやわ・・・
もぉ泣きたいよぉ;;

「ぐすん。ひっくひっく」

「なの。ん。」

「ふぇ・・・?」

何やろ響佑?顔真っ赤やし(笑)

「ん。」

あっ持ってくれるんや♪やっぱ響佑はあたしの王子様かも☆
嬉いぃ☆

「えへへ♪ありがと☆」

「何が?置いてくで」

そぉいえば響佑はお礼いわれんの苦手やっけ?
やっぱ響佑大好き☆

「♪えへへ。響佑大好き☆」

「・・・も」

ブ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ン

ヤバッ。響佑なんて言ったか聞こえんかった;;

「えっ?なんて?」

しかも顔真っ赤やし

「なんでもない。」

んじゃぁえぇやぁ

「ん。」

あっ響佑のあったかい手

「うん♪」

ギュ

「行くで」

あたし本気で響佑のお嫁さんになりたいなぁ
思い切って言ってみよぉ♪

「響佑ぇ?」

「ん?」

「大人になったら響佑のお嫁さんにしてくれる?」

「どうしよかなぁ。だってなのやからなぁ」

やっぱ意地悪ぅ・・・

「響佑の意地悪ぅ・・・」

「ウソやって。絶対俺の嫁になれよ」

やったぁ。やっぱ優しい♪

「やったぁ♪」