ドアの外に隠れていた琴音に手招きをし、押し入れにいれさせる。


俺は自分の布団も押し入れにいれて、準備完了!


『なんかあたしたち、ドラえもんみたいっ!』


キャハハと笑う琴音に笑いかえすが、ここからバレずに済むかが問題っ!


‥俺、一応生徒会長だし!?


妹と押し入れにいたなんてバレたら‥


まじどうなることやら‥


『おい大名寺~』


あ、きた‥っ!!


俺は布団で小さな体の琴音を押し入れの中に隠した。


『先生、俺たちのこと呼んでなかったぞ?‥てか、なんで押し入れに布団いれてんの?』


怪しい目で栗原と原田が俺を疑った。


『‥え、じゃあ俺の聞き間違い!?‥あ、これは‥その‥ドラえもん‥ごっこ?』


何やってんだ俺ーー!!


なんだよ、
ドラえもんごっこって!