『―――‥っきゃぁぁぁあぁあぁ!!!』


琴音の声がすぐ近くの視聴覚室から聞こえた。


『‥っ琴音!?』


俺はすぐに視聴覚室のドアを開けた。


――――‥ッッ!?


そこには5人くらいの三年生の男子が琴音の周りに立っていた。


『何やってんだよッッ!!?』


俺はそいつらを殴って‥殴って‥


その分殴られて、俺の口からは血が流れていた。


琴音はYシャツの第3ボタンまで開けられてて、制服も乱れていた。


すぐに見ても、何が起きたかわかった――‥