―――『‥ぇーっと、書類‥書類‥あった!』


俺は机の中から体育祭についての書類を取り出して、バッグにしまう。


窓の外をみると、もうすでに辺りは真っ暗になっていた。


時計ももう6時半を回っている。


『早く行かなくちゃな』


俺はルンルン気分で階段をおりた。


あぁ~

今日からうるさいお袋も

うるさい親父も、

楽しぃ気分でアメリカ旅行だしなっ!!