『悪いも何もないわ?大名寺家は、琴音と旬樹を離れさせるでしょうね。愛し合っていたなんて世間に広まったら、大名寺家は生きていけないわ?』


いちごは琴音にきつく睨みつけた。



『あたしは旬樹から絶対離れない‥離れないからッ』


琴音も負けじといちごを睨んだ。



ヤバいぞ‥俺ら。。


離れさせるなんて‥‥‥



大名寺家は古くから会社の技術面で王と呼ばれていた。


技術が高いため、海外でも大名寺家は流出して、今や世界のトップ企業‥



そんな大名寺グループの一番下の娘と二番目の兄が愛し合っていたなんて世界に流れたら‥‥


きっと仕事のオファーも来なくなるだろぅ‥