-ガラッ


そんな話をしているとドアが開いた。


俺は、待ちかまえてたように柚のそばにいった。


「柚」


「これが柚希の彼氏かぁ〜」


柚のいとこは、俺を品定めするように見た。


「ななくん.....」


「なんか犬っぽいな」


俺は、口を開けたまま固まった。


前に佐々木にもそんな発言をされてから気にしてるんだよね。


てか、柚も固まっちゃったし。


「あのそれよりお昼....」


佐々木は、空気を察したようにごはんを食べるように促した。


「そうだね。
食べよ。」


「そうだ。
俺の自己紹介してないな。
柚希のいとこの榊 七緒。
よろしくな。」


柚のいとこは、ちょっと営業スマイル的な笑顔で自己紹介した。


「ななくん。
彼氏の中畑 雄一と友達の佐々木 友紀ね。」


柚は、俺と佐々木を紹介した。


俺と佐々木は、軽く礼をした。


そして、お昼ごはんを食べ出した。