「柚も入ってきたら?」


「うん。」


柚は、そそくさと風呂場に。


はぁ。


柚と入りたかったかも。


そんなん言えないし。


柚、気づいたかな?


めっちゃキスマークつけたんだよな。


愛した証を。


一応、首周りは避けた。


見えたら、ヤバいからな。


けど、見えないとこにはたくさんつけまくり。


「雄一。」


そんな事を考えてたら、柚が風呂からあがってきた。


「柚、あがったんだ。」


風呂上がりの柚は、おさなくてかわいかった。


「どうしよっか?」


「またヤる?」


俺は、ニヤニヤしながら、冗談っぽく言った。


ストレートに言った方がね。


「そんなにしたいの?」


てか、流されると思ったのに....


「冗談で返してよ。
一回やったら、歯止めなんかきかないし.....」


「じゃあ、先に私の部屋に行って。
戸締まりとかしなきゃだし。」


これは、柚から許しがでたわけね。


俺は、柚に言われるまま先に部屋いった。