それから僕たちは借りてきた映画を見たり、ゲームをしたりした。



もうすぐ0時になる……



僕は上着のポケットから小さな箱を取り出した。



『雪奈…これ、クリスマスプレゼント』


「えっ?うちに…?」



『うん。気に入ってもらえるか分からないけど…』



雪奈はとても驚いた顔をしていた。


「…開けてええ?」


『うん』



雪奈はゆっくりとリボンを外す。