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雪奈は今日終業式で学校に行っている。



僕の学校は早めに終業式が終わったので、雪奈のクリスマスプレゼントを選ぶためにアクセサリーショップに立ち寄った。



「…種類ありすぎだろ」



アクセサリーといえば指輪かネックレスくらいしか思いつかなかった。


けど、いざ探すとなると種類が多すぎて迷ってしまう。



『…どうすっかな…あ!!』


ふと後ろを振り向くと、綺麗な指輪が目に入った。



近くで見ると、ピンクや水色といったカラフルなストーンがはめ込まれていて、なんだかあの日見た星空みたいだった。



『これ…絶対雪奈に似合う!これに決めた!』