廊下を歩いていると何やら違和感を感じる。



「あの〜、須崎さん」


「何だ?」



前を歩く須崎さんは振り向かずそのまま返事を返す。


「何かおかしくないですか?」


「はっ?」



ピタリと止まり振り向く須崎さん。



「…いえ、やっぱり何も無かったです。」



としか言いようがない。



だって、


振り向いた貴方の顔が恐ろしいんだもん!