「…帰る……」


「はっ?」


「さようなら!!!」




急いで靴を履き飛び出す。



後から須崎さんが何かを言ってた気がするけど無視した。




無我夢中で走り続けた。



何処に行くわけでもなくただ走った。




須崎さんの馬鹿!!



私がどれだけ不安だったと思ってるのよ!