ベッドとテレビ。 そして大きな窓。 壁の一部はクローゼットになっていた。 ここに一緒に入ってるのかな? 「…何してんの?」 クローゼットに手を掛けようとした所に須崎さんが入ってきた。 まだ髪の濡れている須崎さんの姿にドキッとしてしまう。 「えっと、毛布とか…」 「何で?ソファーで寝ようとか思ってんの?」 えっ。 違うの?